今日紹介する邦ロックのおすすめ曲は神奈川県湘南出身の4人組レゲエパンクバンドSiMの「Blah Blah Blah」です。
最新アルバムの発売延期やレコ発ツアーの中止、そして主催イベントである「DEAD POP FESTiVAL 2020」の開催中止が発表されるなど残念な話題が多いSiMですが、そんな時こそSiMの楽曲を聴いてその素晴らしさを感じましょう!
「Blah Blah Blah」は2013年に発売された4thシングル「EViLS」に収録されています。収録されている3曲ともが人気曲という名作の1枚です。さらに特典にはライブでは見られないメンバーの姿が見られるDVDが付いていてそれもおすすめです。
「Blah Blah Blah」はSiMのスマッシュヒット曲「KiLLiNG ME」と並ぶ大人気キラーチューンですライブのセットリストに欠かせない曲で、邦ロック好きなら一度は耳にしたことがあるはずです。
そんなSiMのキラーチューン「Blah Blah Blah」を詳しく紹介します。
【収録CD】
4th シングルCD 2013年04月03日発売 「EViLS」
3rd フルアルバムCD 2013年10月23日発売 「PANDORA」
【曲の特徴】
「Blah Blah Blah」はSiMらしいレゲエパンクの楽曲です。1曲の中にいろんなジャンルの要素を取り入れ独自のものとして表現しています。ギターもベースもへれーずが目まぐるしく変わっていきます。その変化に合わせたドラムの曲の繋ぎ方が他のバンドにはない独自のかっこよさがあります。いろんな要素をごちゃまぜにしたことで演奏の難易度がとても高い楽曲になっています。その「Blah Blah Blah」を簡単に弾いているように見える演奏レベルに注目してください。
「Blah Blah Blah」は、中身がない退屈な話のことを意味していて、ネット社会のことを歌っています。ネット社会に対して攻撃的な歌詞になっています。ネットの中で攻撃してくる奴は敵ですらないと真っ向から否定しています。最後には『do something to free yourself stop wasting your time』和訳すると『自由になるためには何かしろ 時間を無駄にはするな』とネット社会で時間を無駄にしている人にメッセージを送っています。生の音やライブを大事にしている、SiMだからこそ感じるリアルの大切さを歌にしています。
また、歌詞の内容だけでなく構成にも工夫がされています。イントロに出てくる『oh na na na na』というフレーズが曲の中でも出てきます。Bメロとサビもこの『oh na na na na』フレーズが入っています。そしてすべての『oh na na na na』が若干違うところにも工夫が見られます。そのため覚えやすく耳に残りやすくなっていて、SiMを知らない人にもおすすめの1曲です。
【ライブでの楽しみ方】
「Blah Blah Blah」はSiMの曲の中でもダンサブルな楽曲です。特にBメロとサビは乗りやすく自然と体を動かしたくなるような曲調です。ライブでもみんな踊って歌って楽しんでいます。
2番終わりの間奏ではヘドバンをすることが多いです。そしてCメロでは手を叩いてラスサビへテンションを上げていきます。
曲調と同じく楽しみ方も目まぐるしく変化していきます。ツーステ、ダイブ、ヘドバン等ライブキッズにはたまらない1曲となっています。激しいのが苦手な方も体を揺らしたり手を上げたりといろいろな楽しみ方ができるのでおすすめです。
【おすすめポイント】
「Blah Blah Blah」のおすすめポイントは曲の入り方です。
ボーカルのMAHがステージセンターの台の上に立ち、左手をまっすぐ前に突き出したらドラムのカウントがあり曲が始まります。その立ち姿がとてもかっこいいです。またその後の腰を振る腰使いがとてもエロかっこいいです。「Blah Blah Blah」は是非曲の始まりに注目してください。
【MV】
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