今日紹介する邦ロックのおすすめ曲は神奈川の湘南出身の4人組ロックバンドSiMから「GUNSHOT」です。
SiMは過去に「KiLLiNG ME」と「MAKE ME DEAD!」を紹介してきましたが、ライブでは負けずとも劣らない盛り上がりを見せる名曲の「GUNSHOTS」です。
2014年に発売された3rdミニアルバムに収録された曲で、発表されてから今までずっと主力としてSiMのライブに欠かせない曲になっています。後に4thフルアルバムに収録された際のインタビューでは「SiMの今後にとって重要な曲だ」とボーカルのMAHが答えています。
そんなSiMにとっても大事なライブでは外せない定番曲「GUNSHOTS」を詳しく紹介します。
【収録CD】
3rd ミニアルバム 2014年09月17日発売 「i AGAINST i」
4th フルアルバム 2016年04月06日発売 「THE BEAUTiFUL PEOPLE」
【曲の特徴】
「GUNSHOTS」はSiMの定番曲の中では曲調が特徴的で違った魅力があります。SiMの有名な定番曲はラウドロックの曲が多いです。しかしこの「GUNSHOTS」はレゲエとスカ要素が強くなっていて、ほかの激しい曲とは一線を介します。SiMはで結成当初もともとレゲエ色が強い曲が多く、そこにラウドロックをミックスして今の楽曲になっています。「GUNSHOTS」は昔のレゲエ色が強かったころに近い曲調になっています。「KiLLiNG ME」や「Blah Blah Blah」から聞き始めた人には違ったSiMを知るきっかけいい曲です。
SiMの楽曲は歌詞に特徴がありますが、この「GUNSHOTS」もMAHのセンスあふれる歌詞になっています。「GUNSHOTS」は2人の男女の物語でできています。誘惑してくる女性をウソだとわかっていても抱きたいと思っている男性とバカな男を利用してお金持ちになろうとしている女性のやり取りになっています。こうやって出会った2人ですが、最後には男が女を銃で撃ってしまいます。どうしてこうなったのかは描かれていませんが、お互いの欲のために出会った2人に何があったのでしょうか。歌の最後には『これは夜のバーで起きたくだらない話。次はあなたかもしれない』という歌詞があります。もしかしたら欲に溺れると身近にこういったことが起きるぞという忠告なのかもしれません。
「GUNSHOTS」のMVではこの2人のストーリーが忠実に描かれているので必見です。
【ライブでの楽しみ方】
「GUNSHOTS」のライブでの楽しみ方はモンキーダンスです。モンキーダンスとは両手を握り両腕を伸ばして交互に上下に振るダンスです。クラブではよくこのダンスを踊っている人がいます。ライブでは曲が始まる前にMAHが『モンキーダンスしようぜー』といいながら踊り始めるので、それを見てマネすれば誰でも楽しめます。
【おすすめポイント】
「GUNSHOTS」のおすすめポイントは3つあります。
まず1つ目は2番のBメロです。そこ部分だけギターのSHOW-HATEさんが歌います。普段はコラースを担当しているので、ソロで歌うパートがほとんどなく歌声をしっかり聞けるのでおすすめです。
続いて2つ目は曲中にMAHが腰を振るパフォーマンスをします。歌詞の男の欲望に合わせた動きです。その時のMAHがとてもセクシーで男でも魅了されます。
そして最後のおすすめポイントは曲の最後です。MAHが最後に銃をフロアに向けて撃つパフォーマンスをします。いつも誰か一人を狙って撃つので、自分に向かって撃ってくれないかといつも期待してみています。
【MV】
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