【ライブレポ】PUNISHER’S NIGHT　2020　1月26日　｜邦楽ロックバンド大好きブログ

PUNISHER’S NIGHTとは

PUNISHER’S NIGHTとは東京出身のロックバンドTOTALFAT が主催の3バンドで行うライブイベントです。第1回が2009年に渋谷クアトロでビークルとの2マンライブでした。その後2013年からは東名阪3カ所で行われるようになりました。過去にはAlexandrosやORANGE RANGEも出演しています。Zeepで開催したこともあり、毎年の冬恒例のイベントです。

PUNISHER’S NIGHT2020

今年のPUNISHER’S NIGHTは東名阪のクラブクアトロで開催されました。東京の対バンはDragon Ash、BACK LIFT、名古屋の対バンDragon AshとPOT、そして大阪が10-FEETとFOMAREでした。また、今回はTOTALFAT が3人体制になっていつも以上に注目していました。この記事ではその中の大阪のライブのライブレポをお送りします。

10-FEET

PUNISHER’S NIGHT2020大阪のトップバッターは10-FEET。1曲目はいきなりの「gose on」。いきなりの激アツ曲にタイトルコールからフロアのテンションはぶち上がり状態！続けて2曲目は長めのイントロが特徴的な「back to the sunset」。イントロのギターで10-FEETファンはすぐに反応。特にキッズたちはリフトされてダイブの準備万端。それを見たTAKUMAさんはさらにリフト勢をあおりサビに突入。まだ2曲ですが、会場はすごい熱気に包まれ、２階席でも汗が止まらない。そのままの勢いで3曲目に「RIVER」。10-FEETのメンバーはスタートからアクセル全開でぶっ飛ばしています。フロアはダイバーでごちゃごちゃになっています。そして「fast edge emotion」、「1sec」、「ハローフィクサー」へと続きます。ここまでMCはほとんどなしでたて続きに曲を演奏。お客さんの体力をすべて奪っていくかの如く激しい曲が続きました。ここで初めてTAKUMAさんのMC。「後悔は後悔のままなくなるまで引きずり回せ」と熱いメッセージから「その向こうへ」。今あまり後悔を感じていない私でも、胸に深く残るMCでした。「その向こうへ」でテンションが上がっている人、TAKUMAさんのメッセージに感動し涙を流す人。各々が自分の感情に素直になりこの１曲を感じていました。次は早くも最後の曲。最後の曲は「ヒトリセカイ」。「その向こうへ」からの「ヒトリセカイ」へ歌詞にメッセージ性のある2曲で感情が揺さぶられます。この３０分で心がすっきりしたようにかんじました。10-FEETですべてを出し尽くしたと思っていたら、時間が余ったので追加で「蜃気楼」を演奏。激しい始まりから、最後は歌を聞き入って余すことなく10-FEETのライブを満喫しました。2020年最初の10-FEETは大好きな「back to the sunset」を聞けて大満足のテンフィ初めができました。

セトリ
・ gose on
・ back to the sunset
・ RIVER
・ Fast edge emotion
・ 1sec.
・ハローフィクサー
・その向こうへ
・ヒトリセカイ
・蜃気楼

FOMARE

PUNISHER’S NIGHT2020大阪の2番手はFOMARE。群馬県高崎市出身の日本語詞のロックバンドです。2014年結成で、今回のPUNISHER’S NIGHT2020大阪の若手枠です。わたしは今回初めてFOMAREを見ます。あまり予習をせずにライブを感じようと楽しみにしていました。FOMAREはボーカルのハイトーンボイスできれいな歌声でした。心地よいギターサウンドで聞き入っている人が多かったです。MCではTOTALFATのライブを見に行っていたときの秘蔵話やPUNISHER’S NIGHTのチケットをとれなかった話をしていて、そんな憧れのTOTALFATのPUNISHER’S NIGHTに出られた喜びが伝わってきました。今後もっともっと活躍していくのではないかと感じるライブでした。

セトリ
・ stay with me
・ Frozen
・君と夜明け
・ Lani
・夢から覚めても
・ 5cm
・風
・タバコ
・ HOME
・ Continue

出典：FOMARE公式Twitter

TOTALFAT

PUNISHER’S NIGHT2020大阪のラストを飾るのはもちろんTOTALFAT。TOTALFAT昨年10月にギターのKubotyが脱退し、3ピースバンドとして再出発をしています。私は3人になってから初めてライブを見るのでとても楽しみにしていました。まず登場SEが新しくなっていました。そして立ち位置がJoseさんが下手（しもて）でShunさんが上手（かみて）になっていました。ギターが上手（かみて）でベースが下手（しもて）のことが多いのでとても珍しいと思います。1曲目は新曲の「Give It All」。この曲は3人態勢になってすぐに発表した曲で、新しく進んでいくTOTALFATと脱退したKubotyの決意が詰まった歌詞に、未来へ進んでいく明るい曲調を合したTOTALFATらしい新曲です。新生TOTALFATの1曲目にこれが聞けてうれしかったです。続いて2曲目も新曲の「ALL AGES」。疾走感満載のこの曲ではJoseさんがフロアに左回りを指示。待ってましたとばかりにキッズたちはサークルを広げて、曲の始まりに合わせて左まわり開始。次はShunさんがサビでももう一度とフロアをあおり、会場は一気に熱気に包まれます。3曲目は「宴の合図」そして4曲目に「晴天」と以前からの曲を披露。ギターが一人減ったことを感じさせないJoseさんのギター演奏に、以前と変わらずライブに熱中していました。ここでまた新曲を2曲披露「My Gmane」と「Lucky Boy」。「My Gmane」は新しいアルバムの中でもMVをが公開されているリード曲の１つです。この曲も新しい道へ挑戦するポジティブな歌詞が特徴の明るい曲です。ライブでもみんなが自然と笑顔になっていました。ここまで新曲と割と最近の曲を中心でしたが、次の曲はTOTALFATの代表曲の１つ「PARTY　PARTY」。ここでもう一段ギアが上げてきます。みんな今日１番の声量で歌っています。続けて「Room 45」イントロかコール＆レスポンスで会場の熱気は最高潮に。ラスサビ前には会場のみんなでシンガロング。TOTALFATの中でも騒ぎやすい１曲にいままでの疲れを忘れて盛り上がります。ここでShunさんからの熱いMC。TOTALFATは後悔や苦しみは胸にため込まずさらけ出していこうと言うメッセージからの「Just Say Your Word」。『涙こらえて飲み込む言葉なんて、のどを通って心臓に落ちて傷になるから痛み出す前に聞かせてよ声を』という歌詞に救われた人もたくさんいるのではないでしょうか。この曲はShunさんの表情からも気持ちが伝わってきます。少ししっとりとした雰囲気の中次の曲は「夏のトカゲ」です。この曲もTOTALFATのキラーチューンの１つ。冬ど真ん中の１月でも会場全体を夏に変えてくれます。Joseさんのセクシーな歌声から始まるこの曲に会場からは黄色い歓声が起きています。ラスサビ前にはみんなでタオルを回すのもこの曲の醍醐味です。勢いそのままに次の曲は「Delight!!」、明るい曲が続きます。あっという間にライブは残り２曲となりました。次は「Place to Try」。TOTALFATの代表曲で『君は一人じゃない』という熱いメッセージの詰まった１曲です。曲の始まりから会場全体でサビを大合唱。１番のサビではダイバーが次から次へとあらわれ、最後のサビではみんな肩を組んで回っていまて、後悔をしないように楽しんでいます。そしてついに最後の曲「DANANA」。イントロだけで今日１番の大歓声。この曲は10-FEETのTAKUMAさんとコラボをしている曲なので、ゲストが発表された時から、TOTALFATファン全員が期待していました。曲が始まるとなんと10-FEET全員登場。10-FEETメンバーはなぜかTOTALFATメンバーのアウターを着てカバンを持っています。ステージでは10-FEETが自由にやりたい放題。フロアはダイバーとモッシュでぐちゃぐちゃ。ここまで3時間以上もライブをしていたとは思えないほどの盛り上がり。みんな残った体力をすべて使い尽くしてもいいと思っているほどの騒ぎようです。1分40秒の曲ですがこのままずっと続けばいいと思いました。ライブは最高潮のまま終了。最後は豪華なコラボが見れて満足かと思いきや、会場からは溢れんばかりのアンコールの要求。TOTALFATもその期待に応えてアンコールにもう1曲「Good Fight&Promise you」。TOTALFATファンの中で根強い人気の曲です。サビではなんとFOMAREのメンバーがステージから客席にダイブ。ファンだけでなく対バン相手まで楽しませるTOTALFATのライブに最後まで圧倒されました。

セトリ

Give It All

ALL AGES

宴の合図

晴天

My Gmane

Lucky Boy

PARTY　PARTY

Room 45

Just Say Your Word

夏のトカゲ

Delight!!