ライブレポ

【ライブレポ】MUZIC ZOO WORLD DAY1 11月21日

【MUZIC ZOO WORLDとは】

MUZIC ZOO WORLD(通称:ズーワル)は2019年に前社長の松原さんが生きているときに加西するために、太陽と虎10周年記念とうそをついて2019年1月に神戸ワールド記念ホールにて開催されたイベントです。そして今年2020年に本当の10周年として返ってきた太陽と虎主催の大型フェスです。

【ライブレポ】

ここからはMUZIC ZOO WORLD DAY1に出演した各バンドのライブレポートとセットリストを紹介していきます。

ガガガSP

 

2020年コロナの影響で初めてのガガガSP。太陽と虎のこけら落としをしたガガガSPが、10周年記念イベントのトップを飾ります。共に歩んできたバンドから始まるのは凄く感慨深いです。そしてそんなガガガSPがイベントの1曲目に選んだのが「青春時代」です。ガガガSPの代表曲の1つで、会場のテンションをはじめからブチ上げていきます。続けて「線香花火」「国道二号線」とガガガSPの有名な曲を惜しみなく披露します。MCでは太陽と虎をイジリながらも愛情や感謝が伝わってきます。ライブの中盤には新譜に収録されている「スイートフォークミュージック」を挟み、最後はこの時期にぴったりの「晩秋」で締めくくりました。ベテランのガガガSPらしい気負わない、心から音楽を楽しんでるライブで10周年をお祝いしました。

 

 

ガガガSP セトリ

 

青春時代

線香花火

国道二号線

スイートフォークミュージック

つなひき帝国

晩秋

 

 

キュウソネコカミ

 

太陽と虎と同じく今年バンド結成10周年を迎えたキュウソネコカミ。地元兵庫県のバンドとして太陽と虎と共に歩んできました。新型コロナウイルスの影響でせっかくの10周年なのに思ったようなイベントができない鬱憤を晴らすかのような、気持ちのこもった熱いライブでした。新曲や最近の人気曲が多く、どんどんバンドとして変化しているのを感じました。

 

キュウソネコカミ セトリ

 

Welcome to 西宮

ビビった

おいしい怪獣

KENKO不KENKO

推しのいる生活

冷めない夢

The band

 

SPARK!!SOUND!!SHOW!!

 

最近人気沸騰中の通称スサシことSPARK!!SOUND!!SHOW!!。ずっと興味がありましたが、なかなかタイミングがなくやっと初めてのライブです。Youtubeなどで見るドラムのイチローさんの強烈なキャラのイメージがありましたが、他のメンバーやライブはすごくカッコいい全然違うものでした。ボーカルが特に印象的で、自由で予想のできないパフォーマンスです。一回見ただけではスサシのことは理解できないと感じるほどの、圧倒的な音楽性とパフォーマンスです。よくわからないけど、とりあえずカッコいい。またライブが見たいと思った初スサシでした。

 

SPARK!!SOUND!!SHOW!! セトリ(拾い物)

 

黒天使

GODSPEED

感電!

かいじゅうのうた

ヘビーローテンション

STEAL!

good die

南無

TOKYO MURDER

 

SHANK

4バンド目は長崎出身の3ピースバンドSHANKです。SHANKはリハーサルから人気曲の「Hope」を演奏し、出番が待ちきれない様子です。会場のオーディエンスもリハーサルなのにテンションが上がりきっています。一旦舞台からはけたのち、すぐにジングルとともに登場。ギターのひょうたさんは足を骨折しているので、2人に支えられていました。SHANKのライブは良い意味でいつも通りです。MCが短く次々に曲を演奏していきます。淡々と演奏していく中に、時々見せるしょうへいさんの気持ちの入った表情や仕草からこのライブへのモチベーションが見て取れます。SHANKの曲と同じように駆け抜けていくように10曲を披露し、30分の持ち時間があっという間に感じるさすがのライブでした。

 

SHANK セトリ

 

Set the fire

Life is…

Good Night Darling

Rising Down

620

Departure

Movie

Wake Up Call

Honesty

Submarine

 

打首獄門同好会

5バンド目に登場したのは打首獄門同好会です。朝の9時にはまだ東京にいたメンバーたち。神戸ワールド記念ホールに直行直帰でズーワルに出演するという徹底した感染対策をしています。短い滞在時間を目一杯使うように、リハから「ヤキトリズム」「はたらきたくない」を含め3曲披露。会場が盛り上がった状態で本編に。本編では「筋肉マイフレンド」で曲中にみんなでスクワットをしたり、寒くなってきた冬にぴったりな「布団の中から出たくない」を披露。ズーワルはお金がないため大型ビジョンがないので、ステージにはお馴染みの自前スクリーンを設置。遠くからは若干小さく感じましたが、可愛い映像に癒されました。最後は「日本の米は世界一」を披露し30分のライブが終わりました。新曲あり人気曲ありの打首獄門同好会らしい楽しいライブでした。

 

打首獄門同好会 セトリ

新型コロナウイルスがにくい

足の筋肉の衰えヤバイ

筋肉マイフレンド

布団の中から出たくない

牛乳推奨月間

私を二郎に連れてって

島国DNA

日本の米は世界一

 

HEY-SMITH

続いては大阪出身のHEY-SMITHです。太陽と虎を作った松原さんとHEY-SMITHのボーカル猪狩さんはとても仲が良く、太陽と虎とも付き合いの長いバンドです。久しぶりの神戸でのライブにメンバー全員気合が入っていて、裏での円陣のかけ声が客席まで聞こえてきました。ライブも1曲目からテンションMaxで「Endless Sorrow」、「True Yourself」と立て続けに披露。そしてこのコロナ禍で苦労しているみんなに向けて「Don’t worry my friend」を歌います。この数カ月ライブができずに、音楽の必要性に疑問を持ち悩んでいた猪狩さんが、改めて音楽の素晴らしさを感じているそんな気持ちが伝わってきます。途中懐かしいレア曲を挟みつつ、最後は松原さんが命を救われたとコメントをしていた「Goodbye To Say Hello」でライブを締めくくりました。ライブができる喜びそして音楽の素晴らしさすべてが詰まった熱いライブでした。そして太陽と虎への愛情も詰まっていました。

 

HEY-SMITH セトリ

 

Endless Sorrow

True Yourself

Don’t worry my friend

Not A TV Show

Dandadan

Let It Punk

Summer Head

The First Love Song

Summer Breeze

Goodbye To Say Hello

 

SUPER BEAVER

ズーワル1日目も終盤に差し掛かってきました。続いては東京から参戦のSUPER BEAVERです。SUPER BEAVERは今年結成15周年を迎えメジャー再契約を果たしました。そして過去最大規模のツアーを計画していましたがすべて中止になりとても残念な1年になっています。しかしライブではそんな苦労を一切感じさせない、圧倒的なパフォーマンスを見せてくれます。ライブ冒頭からみんなに手拍子を要求し、もっともっとと煽ってきます。手拍子が今日最大になったところで1曲目の「美しい日」を披露。今までは普通だったライブが今は特別になっているそんな状況にぴったりの曲で心をぐっとつかんできます。ボーカルの渋谷さんは終始『当たり前だと思っていることは当たり前じゃないんだ』というメッセージをMCや歌に込めて伝えてくれます。5曲と他のバンドに比べると少ない曲数で、らしさ全開のメッセージ性の強いライブに感動しました。そしてSUPER BEAVERは10年前の11月21日に太陽と虎でライブをしていたという奇跡も重なって、ファンには忘れることのできない30分間になりました。

 

SUPER BEAVER セトリ

 

美しい日

閃光

突破口

予感

ひとりで生きていたならば

 

ROTTENGRAFFTY

太陽ステージのトリを飾るのは京都出身の5人組バンドROTTENGRAFFTYです。ROTTENGRAFFTYは太陽と虎を経営するパインフィールズに所属していることから、今回のズーワルに欠かせないバンドです。当然ロットンメンバーの思い入れも強く、熱いライブが期待できます。会場にもロットングッズを身につけているお客さんが多数来ており、人気の高さもうかがえます。そしてそんな期待を背に披露する1曲目が「STAY REAL」です。数年前まではいわゆるフェスセトリに入る定番曲でしたが、最近は演奏することが少なくなっていた人気曲を1曲目に持ってきました。予想外の選曲に会場のボルテージは一気に最高潮に。そこからは新曲、人気曲を織り交ぜながらテンションMaxで突き進みます。特に中盤の「D.A.N.C.E.」「金色グラフティー」「This World」の人気3曲の畳みかけは間違いなく今日1番の盛り上がりでした。この制限のある中でも逆境に強いROTTENGRAFFTYらしさ全開の熱いライブで太陽と虎の10周年に花を添えました。

 

ROTTENGRAFFTY セトリ

 

STAY REAL

相殺微量サイレンス

D.A.N.C.E.

金色グラフティー

This World

「70cm四方の窓辺」

ハレルヤ

 

EGG BRAIN

虎ステージのトリ。そしてMUSIC ZOO WODLDの大トリを担当するのはEGG BRAINです。EGG BRAINもパインフィールズに所属しているバンドで、太陽と虎ができる前からともに活動をしている出演バンドの中で一番関係の深いバンドです。このイベントの大トリを飾るのはEGG BRAINしかいないと太陽と虎のスタッフも本人達も思っていたことだというのがMCから伝わってきます。特に前社長の松原さんへの思いが強く、JOEYさんはEGG BRAINは松原さんを含めた4人でやっていくんだという熱い思いでライブに臨んでいました。活動休止期間もありあまりライブを見ることがなかったEGG BRAINですが、今日の全8曲のライブはとてもカッコよく光って見えました。こんなかっこいいバンドのライブがみられるなんて、また一つ楽しみが増えたように感じます。

 

EGG BRAINセトリ

 

CROSS THE SKY

ROLLER COASTER

Start From Scratch

MUZIC

VITAMIN

Brighter Than Ever

SEVENTEEN

 

アンコール

YEAH! YEAH!

 

 

感想

いろいろな大変な状況でイベントを行うことも難しい中での実施となったMUSIC ZOO WORLDでしたが、みんなの太陽と虎への感謝やお祝いの気持ちでいっぱいの熱いイベントだったと思います。制限がたくさんある中でも、こんな楽しい遊び場を作ってくれて感謝の気持ちでいっぱいです。今後も太陽と虎に足を運んで、また新しい遊び場を楽しみにしています。

 

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