今日紹介する邦ロックのおすすめ曲は生活密着型ラウドロックという新たなジャンルで人気のスリーピースロックバンド打首獄門同好会から「ヤキトリズム」です。
2020年1月から初のワンマンツアーやアメリカツアーを予定していたり、先日中止が発表された京都大作戦に初のメインステージである源氏の舞台に出演が決まっていたりと勢いがすごい打首獄門同好会の人気曲です。
「ヤキトリズム」は2013年に発売された「一生同好会します」に収録されています。打首獄門同好会は食べ物の歌が多く、過去にもお米、魚、うまい棒等の曲を紹介してきました。そして今回もタイトルでわかるように食べ物のヤキトリについて歌っています。
好きな食べ物ランキングでも上位に入ってくる、飲み会での定番料理ヤキトリを歌った「ヤキトリズム」を詳しく紹介します。
【収録CD】
アルバム2013年10月15日発売 「一生同好会します」
ベストアルバム2014年8月20日発売 「10獄〜TENGOKU〜」
【曲の特徴】
「ヤキトリズム」はサビ以外が特徴的です。
AメロとBメロの歌詞が全て焼き鳥の部位だけでできています。『もも・ねぎま・かわ・手羽先』などのメジャーな部位はもちろん、『うずら・おたふく・さえずり』などの初めて聞くような希少部位まで出てきます。焼き鳥の部位だけなので、印象に残りやすい歌詞でつい口ずさんでしまいます。個人的には「ヤキトリズム」はサビよりもAメロとBメロの方が特徴的でおすすめです。
曲調はサビとそれ以外で印象が変わります。イントロとAメロはラウドロック色が強く重い曲調になっています。また勢いがあり歌詞と合わさってすごく印象的な出来になっています。サビは少し軽めのサウンドで聞きやすい曲調です。この曲調の差も特徴的でおすすめです。
【ライブでの楽しみ方】
「ヤキトリズム」のライブでの楽しみ方はサビ前のコーラスです。
1番では『せせり せせり せせり せせり』と2番では『つくね つくね つくね つくね』と歌います。3拍子のリズムでとても歌いやすいです。初めてでもすぐに歌いたくなってしまいます。この時の会場の一体感がすごいのでそこも注目ポイントです。
【おすすめポイント】
「ヤキトリズム」のおすすめポイントは男性パートと女性パートの対比です。
打首獄門同好会はギターボーカルの会長と歌いながら叩くドラマーのアスカさんという2人のボーカルがいます。特徴的な声の会長が歌う男性パートとアスカさんが歌う声量がありきれいな声の女性パートの対比がはっきり出ています。またコーラスにはベースのJunkoさんが参加するので女性パートはより厚みがあります。「ヤキトリズム」ではこの特徴がよく出ているのでそこを注目して聞いてみてください。
また、カラオケではデュエット的な曲になっているので、男女で歌うときにおすすめです。
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