今日の1曲

【今日の1曲】 打首獄門同好会 島国DNA

今日紹介する邦ロックのおすすめ曲は生活密着型ラウドロックという独特のスタイルで人気の打首獄門同好会から「島国DNA」です。以前紹介した「日本の米は世界一」はお米、「デリシャススティック」はうまい棒と食べ物の曲が多い打首獄門同好会ですが、今回紹介する「島国DNA」は魚のことを歌った歌です。

「島国DNA」は2ndシングルとして発売された曲です。バンドのツアー中に各地にご当地の海の幸があると気づき、日本は魚介類の先進国だという思いからできた曲です。独自の感性で日本人が好きな魚のことを歌いファンの共感を生む打首獄門同好会らしい曲になっています。

そんな聞く人の共感を生み、ライブでも盛り上がる「島国DNA」を詳しく紹介します。

 

【収録CD】

2016年8月24日発売 「島国DNA」

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2017年1月25日発売 「やんごとなき世界」

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2019年9月25日発売 「獄至十五」

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【曲の特徴】

「島国DNA」はやはり歌詞に大きな特徴があります。先述した通りこの曲は日本の魚介類を取り上げています。そのため歌詞のほとんどが魚介料理の名前で構成されています。『さんまの塩焼き』『エビの天ぷら』などの子供から大人まで好きなものや、『イカの塩辛』『あさりの酒蒸し』などの大人のおつまみのようなものまで幅広く出てきます。そしてCメロではシンプルに魚の名前が出てきます。また、イントロの掛け声も『魚魚』となっていて、〈Wow Wow〉ではないところにもこだわりが見られます。

曲調は打首らしいヘヴィなサウンドが響きますが、全体的にはポップで聞きやすくなっています。Aメロの始まりが337拍子になっているのが特徴です。誰もが馴染みのあるリズムなので、初めてでもわかりやすく記憶に残る曲調になっています。

 

【ライブでの楽しみ方】

「島国DNA」のライブの楽しみ方は2つあります。

まず1つ目はAメロの337拍子のところで歌うことです。歌詞は1番が『まぐろ・まぐろ・まぐろのさしみ』で、2番が『かつお・かつお・かつおのたたき』です。シンプルな歌詞で歌いやすいリズムなので、大声を出すととても気持ちがよくすっきりします。

そして2つ目の楽しみ方はライブ中客席に投入されるマグロを泳がすことです。「島国DNA

が始まるとフロアに空気でできたマグロが投入されます。それを曲中前後左右に飛ばして楽しみます。それを後ろから見るとマグロが客席を泳いでいるように見えます。会場の真ん中より前にいると触るチャンスがあるので、マグロの行方にも注目してください。

 

【おすすめポイント】

「島国DNA」のおすすめポイントは特殊なMVです。この曲のMVは漁船の上で演奏するという他のバンドにはない発想になっています。漁船のシーンではドローンを使った空撮をするほどこだわっています。そして曲中にはおいしそうな料理が次々と出てきます。MVを見るだけでお腹が空いてきます。さらに料理人が魚をさばくシーンもあり、魚介類のよさがふんだんに盛り込まれた内容になっています。

 

【MV】

 


 

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