今日紹介する邦ロックのおすすめ曲は徳島出身のロックバンド四星球の「Mr.Cosmo」です。メジャーデビューも果たした人気のコミックバンド四星球の中で、コミック要素が強い1曲です。前回紹介した「クラーク博士と僕」とはまた違ったタイプの楽曲で、四星球の有名な曲です。他のバンドがコピーしたりすることもあり、四星球をあまり知らない人でも曲で聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。特にフェスなどの大きい会場では鉄板で盛り上がる、四星球の代表曲を詳しく紹介します。
【収録CD】
Album 2009年06月03日発売 「2009年途中の旅」
Single 2013年6月05日発売 「フューちゃん」
Album 2017年1月25日発売 「メジャーデビューというボケ」
【曲の特徴】
「Mr.Cosmo」は歌詞がストーリー的になっています。一人の少年(もしかしたら青年)が、一人のおっさんと出会った話です。そのおっさんが「宇宙と交信できる」というところから始まるワクワクする始まりです。そして歌詞の中には「NASAで働いとった」や「宇宙食だぞ」、「40ヵ国語話せるんだ」など本当かウソか信じがたい自慢話がたくさん出てきます。しかし、実はそのおっさんを最近見かけないという少し寂しい終わりを迎えるストーリーになっています。ただの変なおっさんの話かと思いきや、そのおっさんんおことを思い出し、おっさんのことが好きで心配で会いたいという少年の悲しい気持ちが見事に描かれています。
曲調は全体的にキャッチーな印象です。とくに「我々は宇宙人だ」のところはみんなが一度は行ったことがあるリズムと声で歌っていて、自然と入ってきます。
【ライブでの楽しみ方】
「Mr.Cosmo」のライブでの楽しみ方はミステリーサークルにつきます。歌の2番の後に歌詞に出てくるおっさんに教えてもらったやり方でみんなでミステリーサークルを作ってUFOを呼びます。やり方は気を付けの状態で両手を頭の上に上げます。両腕でUの字を作って右左に振って「UFO,UFO,UFO降りてこい」とみんなで歌います。この時に康雄さんがフロアに降りてきて、みんなで走って大きなミステリーサークルお作ります。ここは誰でも参加できるので動ける方は是非一度康雄さんの後ろを走ってみてください。
また、UFOを呼ぶタイミングで、康雄さんが一度ステージからはけて、一ネタ挟みますので、そこも注目ポイントの一つです。
【おすすめポイント】
「Mr.Cosmo」のおすすめポイントは2番終わりのUFOを呼ぶ前の部分です。このタイミングで康雄さんがステージからいなくなるので、ここではベースのU太さんが進行していきます。普段はライブ中ツッコミしか話すことがないU太さんが、このタイミングでその日のライブへの意気込みや思いを短く簡潔にまとめて話します。康雄さんとは違う角度の熱い思いが伝わる場面で男前な部分です。是非注目してください。
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