今日の1曲

【今日の1曲】 SiM  KiLLiNG ME

今日紹介する邦ロックのおすすめ曲は神奈川の湘南出身のロックバンドSiMの「KiLLiNG ME」です。ハードコアパンク・ニューメタルとレゲエ、スカという対局に位置する音楽を独特のポップセンスで自在にミックスしたサウンドが特徴のバンドです。「KiLLiNG ME」は結成8年目に大ヒットしたセカンドアルバムの中の1曲で、この曲をきっかけに、ヒット曲を連発するバンドへと登って行ったと言っても過言ではありません。今でもライブではかせないキラーチューンの「KiLLiNG ME」を詳しく紹介します。

 

【収録CD】

2nd フルアルバム 20111012日 発売 「SEEDS OF HOPE

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【曲の特徴】

SiMの曲全体に共通しているのが、歌詞のメッセージ性の強さです。その中でも歌詞の作りが巧妙になっている曲がこの「KiLLiNG ME」です。歌詞を普通に見ていくと、少し愛の強いラブソングのような内容になっています。しかし、この歌詞には裏のメッセージが隠されています。MVを見ると毒と書かれた林檎を食べて、毒におかされ幻覚にやられてしまうシーンがあります。また、歌詞に出てくる『It’s aiready 419pm I’m ready to set fire to you』という部分がありますが、420という数字がアメリカで大麻を表すスラングです。(420から大麻を吸っていたことから)そのことから『君』を『麻薬』に変えると歌詞の内容がラブソングから薬物中毒者の話へと一変します。詳しい考察はまた別の機会にしますが、このような歌詞に工夫がされているのがSiMの特徴で、それが顕著に表れているのが「KiLLiNG ME」です。

曲調は疾走感あふれる中にハードコアな重点音が響くミックスサウンドで、ポップさとかっこよさを両立しています。特に曲の入り部分のギターとベースはとてもかっこよくて耳にのっこるサウンドです。

 

【ライブでの楽しみ方】

KiLLiNG ME」のライブでの楽しみ方は一言でいうと自由です。歌って踊ってもいいし、ダイブモッシュをしてもいいし好きなことをして楽しむのがいいと思います。基本的には自由でいいのですが、2番のサビ後の間奏部分では、全員を座らせることがあります。MAHの掛け声に合わせて全員でジャンプするのも楽しみの一つです。また最近ではごくたまにこのタイミングでギターを弾けるお客さんをステージに上げて代わりに弾かすというサプライズもしています。ギターが弾ける人は練習しとくと、2万人規模レベルのステージに立てるかもしれません。

 

【おすすめポイント】

KiLLiNG ME」のおすすめポイントは曲の入り部分からMAHのデスボイスにかけてです。数あるロックバンドの曲の中でも、「KiLLiNG ME」の入りはとてもかっこいいので注目してください。そしてほとうに稀にMAHが客席にダイブすることがあります。そのダイブ姿がきれいなので、見逃さないように気を付けてください。

【MV】

 

SiMのオフィシャルサイトはこちら https://sxixm.com/