今日紹介する邦ロックのおすすめ曲は徳島出身のコミックバンド四星球の「クラーク博士と僕」です。四星球の中で1番ダイバーが多く、激しい曲でライブでは必ず盛り上がる1曲です。四星球の中でコミック要素が少ない中でも外せない1曲を詳しく紹介します。
【収録CD】
ALBUM 2007年06月27日 発売「ゆとり教育の星」
ALBUM 2017年01月25日 発売「メジャーデビューというボケ」
【曲の特徴】
「クラーク博士と僕」の最大の特徴はライブでの盛り上がりです。曲の作りがサビから始まるので、最初からテンションMAXになります。曲が始まると、フロアのみんなが前に押し寄せるので、その流れに巻き込まれることもあります。また、曲の始まりからダイバーであふれることが多い曲ですが、リフト勢があまり多くないことも特徴です。
歌詞は青春時代に誰もが通った葛藤を描いています。クラーク博士の名言「少年を大志を抱け」に対しての少年の複雑な気持ちが懐かしさを感じます。四星球の中には青春パンク的な曲が多くありますが、その中でもわかりやすく書かれている1曲です。
【ライブでの楽しみ方】
「クラーク博士と僕」のライブでの1番の楽しみ方はやはりダイブ&モッシュです。四星球はダイブ&モッシュができる曲はそれほど多くありません。その中でも1番ダイバーが多くてモッシュが起こりやすい曲なので、体を動かしたい人や暴れたい人には最適な曲だと思います。曲中に康雄さんが客席側に転がってくることも多いので、康雄さんに触れたい人は前のほうに行くことをおススメします。
激しいのが苦手な人はギターのまさやんに注目してください。曲の途中で客席を走り回ったり、ステージの柱に上ったりと予想外なことをしてくれます。まさやんは身体能力が高いので、迫力のあるパフォーマンスをすることも多いので注目してください。
【おすすめポイント】
「クラーク博士と僕」のおすすめポイントは曲前の康雄さんのMCです。笑って泣けるバンドと言われている四星球ですが、泣ける部分を担っているのは康雄さんMCです。特に「クラーク博士と僕」の前には、そのライブやフェスへの熱い思いや、バンド仲間への思い、その時その時の社会に対しての思いなど、康雄さんや四星球が持っている熱い思いをストレートに伝えてくれます。この熱い思いが曲につながっていくので、曲が始まる前から楽しめる曲になっています。