今日紹介する邦ロックのおすすめ曲は大阪府豊中市出身のロックバンドHEY-SMITHの「Endless Sorrow」です。HEY-SMITHは普通のバンド編成(ギター、ベース、ドラム)に加えて、ホーン隊(サックス、トランペット、トロンボーン)が加わった6人編成のバンドです。ホーン隊がいることで、スカ要素が強くその中にメロディックパンクがミックスされているバンドです。「Endless Sorrow」はHEY-SMITHの2枚目のアルバムに収録されている曲です。HEY-SMITHは途中でメンバーの脱退や加入がありました。この曲は以前のメンバーの時に作られた曲です。それでも今も根強く人気がありHEY-SMITHを代表する1曲で、ライブでは必ずやる曲です。今日はその「Endless Sorrow」を詳しく紹介します。
【収録CD】
アルバム 211年5月4日 発売 「Free Your Mind」
【曲の特徴】
曲調は全体的にスカの要素が多くて、全体的に明るくポップな印象です。イントロ部分や間奏部分ではホーン隊のサウンドが心地よく感じられます。
そのポップな曲調とは反対に、歌詞はメッセージ性が強くなっています。歌詞全体で戦争について書かれています。曲名の「Endless Sorrow」は無限の悲しみという意味で、戦争への悲しみや平和を強く願う気持ちが描かれています。特に間奏の後の歌詞に「No more war」という叫ぶ場面があり、心から平和を願っていることがわかります。
HEY-SMITHには政治や戦争などに物申す曲がいくつかありますが、その代表例でもあります。
【ライブでの楽しみ方】
「Endless Sorrow」のライブでの楽しみ方は大声で歌うところです。主に2か所歌うところがあります。一つはサビの中で「I don’t know. You don’t know. We don’t know」の部分です。そしてもう一つは間奏の後の「No more war」の部分です。特に「No more war」は何回も続けて歌うので、周りを気にせず全力で歌って楽しみましょう。
【おすすめポイント】
「Endless Sorrow」のおすすめポイントは、ライブとCDなどの音源の違いです。HEY-SMITHは曲のテンポがライブで速くなる特徴があります。ライブだとより疾走感が増すので、曲全体が盛り上がります。ライブで「Endless Sorrow」を聞きなれるとCD音源では物足りなくなります。
また、先述したようにHEY-SMITHは途中メンバーが変わっています。特にボーカルが入れ替わっているのでライブと音源でボーカルの違いを楽しむのもおすすめです。CD音源は以前のボーカルの声なので、今のボーカルの声を聞きたい方はDVDをご覧ください。また、以前のボーカルのライブを見たい方はMVや昔のDVDだと見られます。最後にMVのリンクを貼っておきますのでご覧ください。
【MV】
HEY-SMITHのオフィシャルサイトはこちら http://hey-smith.com/top.html