【バンド名】
セックスマシーン!!(通称:セクマシ)
【出身地】
兵庫県神戸市
【結成年】
1998年
神戸の名門灘高校学園祭バンドとしてボーカルの森田 剛史を中心に結成。その後メンバーの脱退や加入があり、2014年から現体制に。
バンド名はボーカル森田が「とにかくインパクトのあるバンド名を」ということで採用という説もあったが、実際はアメリカのソウル・ミュージックの伝説と言われているジェームス・ブラウンの名曲セックス・マシーンから衝撃を受けて命名。後にバンド名が不適切という理由で国営放送に出演を断られることに。以降イベントによっては名前を「さわやか倶楽部」と名乗り活動をしている。親交の深かった太陽と虎の松原さん追悼の番組ではバンド名を「神戸のミュージシャン」と紹介される。以前は「セックスマシーン」として活動をしていたが、2018年にンド名考察行脚でアメリカへ行った結果もっと強調していこうということで「セックスマシーン!!」に改名。この名前は太陽と虎の松原さんのお母さんが『バンド名による影響を考察するツアー』の際に考えて提案したもので、画数を4画増やすために!を2つつけました。
【楽曲】
セックスマシーン!!の楽曲は「シンプルであること」に非常にこだわっています。万人受けするシンプルでわかりやすい楽曲が多いので、初見の方でも抵抗なく受け入れやすくなっています。楽曲はシンプルながらも演奏レベルが高いので、聞きごたえのあるファンを飽きさせない魅力があります。
セックスマシーン!!の作詞はほぼ全てボーカルの森田剛史(通称:もーりー)が担当しています。全体的にラブソングが多いのが特徴で、そのほとんどがもーりーの実体験からできています。特に失恋ソングではもーりーのリアルな感情が描かれており、みんなが共感する内容になっています。
音源作品はもーりーのその時の感情に大きく左右されていて、失恋直後には作品内のほとんどの楽曲が失恋歌になっています。感情を素直に歌詞にして発散するという、ロックバンドらしい作詞が魅力です。
【ライブ】
セックスマシーン!!のライブは超ハイテンションなのが特徴です。特にボーカルのモーリーは常にハイテンションで感情むき出しでライブをします。もーりーは常にポジティブで明るくライブするのを心の底から楽しんでいるのがよくわかります。その感情が会場全体へと伝わり、開場はいつも明るくそして笑顔に包まれます。特にイベントでアウェイの空気が強い時ほどその効果が顕著に表れます。初見の人も最後は腕を突き上げて笑顔になれるそんな魅力たっぷりのライブをしてくれます。
【特徴】
セックスマシーン!!の大きな特徴はライブでのお客さんの参加の仕方です。セクマシのライブではお客さんという概念がありません。会場にいる人は全員が「ゲストボーカル」としてライブに参加します。そのためライブ中は基本みんなでシンガロングの大合唱です。ボーカルのもーりーは「ライブは見るものじゃなくてするものだ」という精神から、全員が「世界で一番かっこいい職業のロックバンドのボーカル」としてライブに参加できるようゲストボーカルという概念でライブをしています。
全員がすぐにゲストボーカルとしてライブに参加できるように、楽曲の歌詞がシンプルで簡単に覚えられるようなものが多くなっています。中にはサビの歌詞が「Wow」だけの曲もあり、初めてでもゲストボーカルになれる工夫がされています。
ライブでのお客さんが声を出すことはよくありますが、ボーカルとして周りを気にせず全力で歌えるのはセックスマシーン!!のライブだけです。
【メンバー】
森田剛史 もりたたけふみ 通称:もーりー(ボーカル・キーボード)
1981年9月24日生まれ、兵庫県神戸市出身。セックスマシーン!!の発起人で唯一のオリジナルメンバー。セクマシの楽曲のほとんどの作詞作曲を担当。
日本全国でトップクラスを誇る有名な進学校の灘中学、灘高校出身で大学は神戸大学を卒業しています。その学力を活かして家庭教師のアルバイトをしています。教え子には太陽と虎の松原さんの息子さんがいます。
ライブでは白のバンドTシャツにダメージジーンズ、そして指開きの軍手で首に赤いタオルを巻くのが定番です。そのダメージジーンズは前側に大きな穴があり、足がほとんど見えています。最近はパンツが見えるぐらいまで穴が大きくなっています。今のジーパンは2代目で初代のジーパンはほぼ紐の状態になっています。
近藤潔 こんどうきよし(ギター・キーボード・コーラス)
1977年10月2日生まれ、兵庫県宝塚市出身。最年長。
セクマシのギター担当の近藤さん。今のメンバーになる前はベースを弾いていました、過去にはライブでトランペットを披露したこともありとても器用です。ライブは基本サングラスをかけたまま演奏をします。
ギターの演奏レベルが高く「(It’s Only)ネクラ」では近藤さんのかっこいいギターの速弾きが見られます。ギターソロのパートでは毎回少しアレンジを加えていて、演奏レベルはギタリストにも定評があります。
日野亮 ひのあきら(ベース・キーボード・コーラス・マネージャー)
1984年10月2日生まれ、兵庫県加古川市出身。
元々セクマシのマネージャーを担当していたところからベースとして加入したこともあり、今もマネージャー活動を続けている。そのためライブで新しいお知らせやグッズ紹介は基本日野さんが行います。またよく物販で接客もしています。ファンサービス精神旺盛で、写真やサインも快く対応してくれます。
アメリカのヘヴィメタルバンドが好きで、ライブではよくメタリカのTシャツを着ています。
バンド界では四星球のドラムのモリスと仲良しで、同じイベントに出演するときには2人で写真をとる『#モリひの』がTwitterで話題になります。
緒方賢太 おがたけんた 通称:ケンオガタ(ドラム・キーボード・コーラス)
温泉やスパが大好きなファンキーなドラマー。スパが好きすぎて、CDのボーナストラックに自身で作詞作曲した「スパの歌」を収録しています。ドラムだけでなくギターも演奏でき、Twitterで弾き語りを披露することもあります。
ライブでは「ケンバース」というプレゼント企画を実施することがあります。とても簡単なゲームで、「ケンバース」と同じ絵柄の人がプレゼントをもらえるというファンが楽しみにしている企画です。ツアーファイナルなどたまにしかしない激レア企画です。この企画は打ち上げでの四星球康雄さんが考えたゲームがきっかけになったそうです。
【おすすめ曲】
君を失ってWow
セクマシといえばこの曲。歌詞のほとんどが「Wow」でできている、初見のお客さんも簡単にゲストボーカルに変えてしまう魔法の曲
サルでもわかるラブソング
ライブの1曲目は大体この曲。シンプルな歌詞のラブソングでセクマシのライブはこうやって参加するんだという説明書になる1曲
頭の良くなるラブソング
もーりーの思いがリアルに描かれている失恋ソング。ライブでは感情むき出しでもーりーが歌います。曲名にある通りサビの歌詞を覚えれば頭がよくなるというおもしろい試みも入った1曲
【おすすめCD】
・バンド名変えたい
セックスマシーン!!結成20周年を迎えた時に発売されたベストアルバム。すべての曲を再録しているので今のメンバーが演奏しています。このCDを聞いておけばライブでは必ず楽しめるので、是非聞いてみてください。
バンド名のせいで敬遠されることが多いかわいそうなバンドです。曲やライブはバンド名と違って誰にでも自信を持っておすすめできます。一度知るとセクマシのよさがわかってもらえるので、是非一度音源を聞いたり、ライブで見たりして欲しいと思います。